自分を大切にするためにー自己肯定感②ー
前回、自分を大切に扱うことで自分をすきになるというお話をしました。
今回はその続きです。
自分を大切に扱うと言っても範囲がとても広いので
具体的なことに絞ってみたいと思います。
それは言葉と身の回りの物の扱い方です。
まずは言葉の扱い方についてです。
言葉を大切に扱う、つまり乱暴な言葉ではなくなるべく丁寧な言葉を使う。
自分が言われたら嫌だと感じる言葉は避ける。
もう一つビジネスパーソンとして心がけたいのは敬語です。
実はこの敬語は本当に曖昧に使われていることが多く、
なかなか正しい敬語を使えているようで使えていないもの。
とても参考になるのはやはりアナウンサーの言葉です。
特にニュース番組ではフランクではないきっちりした敬語が話されるのでおすすめですよ。
実はこの言葉。思考と結びついています。
頭の中で考える時に普通は言葉を使って考えますよね。
ですから、言葉を大切に扱うと何かについて考えていることも
同時に大切に扱えるようになります。
もう一つの身の回りの物の扱い方についてです。
携帯、鍵、筆記用具、歯ブラシ、食器…たくさんあります。
これらの物を
投げない、足を使わない、両手を使う。
こんな一見、子供へのしつけのようなことですが、
意外と無意識にできていないことも多い物です。
特に忙しい時、片手でぽーんとペンをその辺に投げる、なんてことよくありますよね。
ほんの些細なこと、できる範囲でできる時にやってみてください。
最初はお休みの日や少しゆったりとした時がおすすめです。
先ほど、言葉と思考が結びついているというお話をしましたが、
この言葉と物を大切に扱うということにはうれしい副産物があります。
これができるようになってくると、
実は自分以外の人を大切にすることができるようになるんです。
言葉は独り言以外はその言葉を聞いてくれる相手がいますよね。
物も同様に渡したり渡されたりすることもあります。
あなたもきっと経験があるはず。
ペンをそっぽを向いて片手で渡されるより、きちんと正面を向いて両手で渡されると
何だか尊重されているように感じます。
さらにそこから好循環が生まれていくんです。
大切にしてくれる相手には好感を持つので、人間関係が円滑になったり
今度はあなた自身が大切にされるようになったりしてきます。
すると結果的にだんだん自信がついていき、自分が好きになる。
言葉と物を大切に扱うということは些細な行動ですが、
自分を好きになるとても大きな一歩です。
ぜひこの好循環を体験してみてくださいね。
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