ストレスで体調が悪いと感じた時にー心と体のつながりー
日々の疲れからかストレスのせいなのか、
体調を崩してしまうことはどんな人でもありますよね。
また、体調を崩していること自体でなんだか憂鬱な気分になったりもします。
このことからもわかるように、心と体はつながっているということを
今回、改めて確認していきたいと思います。
心と体はどうしても別々のもののように分けられて語られることが多いように思います。
未だにメンタルの病気に偏見を持たれることがあるのも、
心と体が別のものとして捉えられることも一因としてあるのかもしれません。
メカニズムとしては思考や感情といったいわゆる心の働きは
脳内にある部分でコントロールされます。
そして臓器や筋肉などのいわゆる体の働きも
主に脳内にある部分でコントロールされるわけです。
そして、脳そのものが体の一部であるのでやはり心と体は一体であると
考えた方がスムーズだと思います。
さて、心が疲れていると感じた時、主にその要因となるストレスを
どうにか軽減しようとすることが多いのですが、
なかなか軽減できないと感じたり、そもそも漠然としたストレスを感じている時には
体からアプローチする方法があります。
体を整えることで間接的に心も整えようという方法です。
一般的には食事、睡眠、運動などがありますが、
呼吸法や自律訓練法(※以下のページがわかりやすいのでご参考にしてみてください)も
体から心を整える方法です。
参考:ウェルリンク社ホームページより
反対に、なんとなく体調が悪いなと感じた時に
心を整えることで体調を改善するという方法もあります。
例えば趣味に没頭してみる、小旅行に出かけてリフレッシュするなどの
心に栄養を与えるような行動をすることでなんだか体もスッキリしたという
経験がある方も多いのではないでしょうか。
まさにこのホームページのタイトルでもある
メンタルをメンテナンスするということは、なんだか漠然としていたり
難しく感じることもあるかもしれませんが、
日常生活の中でほんの少し意識することでできることがたくさんあります。
ちなみにオススメは呼吸です。
呼吸の心理に与える影響はとても大きいことが最近の研究でもわかっています。
寝る前、布団に入った時にほんの数回でも深呼吸をしてみたり、
仕事中ストレスを感じた時や緊張した時にも深呼吸をしてみるだけでも
いいリフレッシュになり、思っている以上に心と体にいい効果がありますよ。
呼吸であれば何も使わずに誰にも気付かれずにできるのも魅力です。
改めて心と体のつながりについてお話ししました。
普段、心理学レッスンとして様々な情報をお伝えしていますが、
ぜひ気軽な気持ちで体調管理の一環としてできることを試してみようと
思っていただけたら幸いです。
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