逃げることは悪いことじゃない

突然ですが、”逃げる”と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?

逃げることは負けること、のように思われることが多く、

”逃げる”という言葉にはネガティブなイメージが多いのではないかと思います。


確かに競争においては逃げると順位がつかず、負けてしまうかもしれません。

しかし、心理学的観点から考えると実は逃げることは悪いことではなく

むしろ自分の心をストレスから守ってくれる行動であることも多いのです。


辛い時、心は強いストレスにさらされます。

やはり辛い時が長ければ長いほど、どうしても強いストレスを感じる時間が

長くなり、心には負担です。

その強いストレスから心を解放させてあげることの一つが

「逃げる」ことなのです。


日々の生活の中で様々な状況があります。

もちろん逃げたくても逃げられない、そんな状況もあると思います。

悩んだり迷ったりする時は人は頑なになり、視野も狭くなりがちです。

なぜなら大きな変化を避けようとする心理が働くからです。

辛くても現状を維持しようとしてしまう。

とにかく逃げることはダメなことなんだと思い込んでしまう。

でもとても困った時に、一つでも選択肢が増えると人は安心します。

辛いその状況から逃げて自分を守るという選択肢も悪くない、

そう思えたら困った時の選択肢に入れてみてください。