思い通りにいかないと感じた時にー"自己"の意識ー
なんだか思い通りにいかない…
しようと思っているのに、できないとか、してはいけないと思うのにしてしまうなど。
なかなか自分で自分をコントロールできないように感じてしまう時の
ほんのちょっとした工夫を今日はお伝えしたいと思います。
思い通りにいかないと感じる時、強くなってしまうのが
"被害者意識”です。
例えば、怒りたくないのに、怒ってしまうとか
本を読まなきゃいけないのに、読めないとか…。
そんな時なんだか自分の意志が自分以外の物事に邪魔されているような
気持ちになったりしませんか?
それが被害者意識です。
怒りたくないけれど、ミスの多い新人が自分を怒らせるとか
本を読まなきゃいけないけれど、周囲がうるさいから本を読む気になれないとか
思い通りにいかない原因を自分以外の何かのせいにしてしまうのです。
さて、思い通りにいかないと感じていることは本当に誰か他の物事のせいなのでしょうか?
思い通りにならないと言いながらも実はうすうす気付いていたりします、
"八つ当たり”であるということに。
ここで改めて考えたいのは思い通りにいかないと思うことも
実は自分自信が選択しているということ。
先ほどの例で言うと、
怒りたくないけれど、怒るということを自分自身が選択していますし、
本を読まなきゃいかないけれど、読まないということを選択しています。
耳の痛い話ではありますが、実はここにヒントが隠されています。
それは自分自身が選択していることの反対のこともきちんと選択できるということです。
つまり、怒るということを選択できるから、もちろん怒らないということも選択できる。
皆さんの中や周りにも自分自身を律する、自分をきちんとコントロールできるという人が
いらっしゃると思いますが、そういう人たちはきちんと自分で選択するという意識を
持っているのではないかと思います。
では、どうしたら思い通りに自分をコントロールできるのでしょうか。
今回ご紹介するほんの少しのコツ、それは…
「主語を”私”にしてみる」
ということです。
思い通りにいかないことが出てきた時に主語を私にしてみてください。
「怒りたくないけれど、怒ってしまう」
という先ほどの例は
「私は怒りたくないけれど、怒る」
内容は同じですが、私という主語を使うことであらゆる言動が
自分の選択だということを意識することができます。
また、うまくいったことにもこのコツを使ってみてください。
「今日は早く目が覚めた」ということを「今日は私は早く起きた」と言い換える
といった感じです。
すると自分の判断で行ったこととして認識され、自信もついてきますよ。
”私”を変えることができる唯一の人は”私”です。
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