悩むことを悩む時にー”悩む”は悪いこと?

日々、過ごしているといろんなことに悩んだりします。

悩んでいる自分にまた嫌気がさしたり…。

悩みなんて何一つ無くなればいいのに、そんな風に思ったりしてしまいますよね。


でも、悩んでいることを責める必要はありません。

悩んでいることは、それに向き合って自分なりに答えを探している途中だという合図。

悩むことは解決への第一歩です。


さて、悩みを無くしたいという声をよくお聞きします。

悩みというと、体に入ってきたウイルスのようなイメージでしょうか。

自分の外へと出してしまいたいような感じがしますよね。

しかし、先ほどお伝えしたように悩みを”解決への第一歩”と考えると

自分の外へ出してしまうのはなんだかもったいない気もします。


ここでぐるぐるに絡まった毛糸玉のようなものをイメージしてみてください。

これをはさみで切り刻んでしまっては、絡まりはとれますが、

残った短い毛糸は本来の編み物に使われるような役割を果たせなくなってしまいます。

根気強く、少しずつ、ほどいてあげたほうがいいですね。

つまり、悩みとは絡まった毛糸玉のような状態です。

消し去ろうとするのではなく、ゆっくり解いていってあげましょう。

すると、悩んだ経験がきっと後になって何かの誰かの役に立つ時がやってきます。