好き嫌いも大切に

仕事内容や趣味や人間関係。

特に理由がなかったり、明確な理由があったり。

好き嫌いは誰にもあるものですよね。


好き嫌いをなくしたい、という言葉を意外とよく耳にします。

その言葉の背景には嫌いなものをなくせば、もっと幅を広げたり、

様々なものに対応できるのではないかという思いがあるのだなと感じます。

ただ、好き嫌いという感覚は実は大切なもの。

大切な判断基準の一つです。


確かに嫌いなものがなくて、好きなものばかりだと幸せなのかもしれません。

でも、嫌いなものがあるからこそ好きなものがわかるのです。

好き嫌いに気付くことで自分自身の価値観がわかります。

こういうことは嫌なんだなとか、こういうことは好きなんだなと気付くことは

自己理解にとても役に立つ重要な基準。

そう考えれば好き嫌いを無理に無くさなくてもいいのではないでしょうか。

なくすのではなく、自覚して受け止める。

それで十分、そう思います。

mental・maintenance

〜心理カウンセラーによるストレスマネジメント術〜