苦手な人と一緒に仕事をしなくてはいけない時に

仕事などではチームを組んで仕事をする場面も多いかと思いますが

その中には当然、苦手な人と組むこともありますよね。

そんな時には少し気が重かったりするわけですが、

ちょっと意識しておくと余計なトラブルを回避しやすくなることがあります。


苦手な人は大抵考え方や価値観に大きな違いがあったりするもの。

そうすると、意見が対立してしまいがちです。

苦手な上に意見が対立すれば仕事などの作業が進みずらかったり

余計に苦手になってしまったりと大変なことも多いですよね。

すると気付いたら自分の意見を通すことに一生懸命になってしまったり

苦手な人の意見にならないように阻止することに力を使ったりすることも

起きやすくなります。


このような状況で是非、意識しておきたいことが

”全体の利益は何なのか”

をきちんと把握し続けるということです。

例えば何かの仕事上のプロジェクトであれば

そのプロジェクトの成功や成果を上げることが全体の利益になるはずです。

それは自分にとっても苦手な相手にとっても共通する利益。

まずはその全体の利益をしっかりと把握することが重要です。

もちろんそのことは最初にわかっているはずなのですが、

議論がヒートアップしたり、相手の苦手な部分を目にするうちに

どうしても忘れてしまいがちなのです。

全体の利益を意識し続けることで、あまり好き嫌いにとらわれずに

仕事などの成功につながる有益な議論がしやすくなります。

そうすると、人間関係のストレスを減らすことができるだけでなく

仕事自体も成果に近づきやすくなるのではないでしょうか。


意識し続けることが難しければ、

どこか目につくところにメモしておいてもいいかもしれません。

考えや意見が人によって違うのは当たり前。

だからこそ、共通の利益、全体の利益は何なのか一度整理してみると

向かうべき目標が見えてくるかもしれません。

mental・maintenance

〜心理カウンセラーによるストレスマネジメント術〜