〜essay No.37 ”コミュニケーションにおけるノイズ”〜

コミュニケーションをとっていて、自分の伝えたいことが

伝わらないと感じることは誰にでも経験があると思います。

実はコミュニケーションにはお互いの伝えたいことが伝わりづらかったり

受け取りづらくなるような”ノイズ”と呼ばれるものがあります。


ノイズには3種類あって、

物理的ノイズ、心理的ノイズ、意味的ノイズの3種類です。

物理的ノイズは、周りが騒がしかったり離れた場所で会話したり

まさに物理的な要因によって主に音、声が聞き取りづらいことです。

心理的ノイズは思い込みや先入観など話し手と聞き手の価値観の

違いによるもの。

意味的ノイズは話し手の聞き手にとって意味が異なるような言葉を

使うことで生じるものです。例えば特定の業界でしか通じない専門用語を

他の業界の人に話すような時に起こります。


実はこういう経験はしているはずなのですが、

普段コミュニケーションをとる時にあまりこういうノイズがあって

そのノイズをなるべく減らそうなどと考えることはほとんどありません。

だからこそ、自分の伝えようとしていることが伝わらないとイライラしたり

してしまいますよね。

でも、このノイズがあるんだということを知ることでコミュニケーションには

伝わりにくいこともあると意識していれば、伝えようとすることが伝わらない時の

イライラは少し減るかもしれません。

また、ノイズを減らそうと意識することで、自然と相手の立場にたった

コミュニケーションができるようになるかもしれません。


”コミュニケーションにおけるノイズ”

話のタネにしてみて、周りの方々と話してみるのもオススメですよ。