〜essay No.27 ”いつも一緒にいなくても仲間でいることはできる”〜

悩みのほとんどは人間関係についての悩みと言われています。
そして、人間関係に悩む背景にはさみしさや孤独を恐れる気持ちが多いように感じます。
いつも誰かと一緒にいたいとの思いから気を遣いすぎてしまったり、人に合わせすぎてしまったりすることもあるかもしれません。

ただいつも一緒にいなくても、1人にならずに仲間でいることはできると思います。
例えば家族がまさにその良い例ではないでしょうか。
進学や就職のタイミングで実家を離れたり、結婚して親や兄弟といる時間が減ったりします。
それでも家族はずっと仲間でいることができます。

一緒にいなくても仲間でいるためには、お互いが相手のことを思いやることが必要不可欠です。
思いやるとは相手の気持ちを想像したり、相手に困ったことがあったらいつでも助けることができること、そしてそれを伝えておくこと。
簡単なようで難しいことではありますが、仲間でいたいと選んだ人であれば、それほど苦ではないのではないでしょうか。

仲間の存在はやはり心強いものですよね。
今はまだ見つからなかったとしても、長い人生の間にいつかお互い思いやりをもてるような仲間がきっと見つかるはずです。


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〜心理カウンセラーによるストレスマネジメント術〜