ありのままとわがままはどう違うか
「ありのままを自分を認めましょう」
と言うと、
「わがままになっていいということですか?」
と聞かれることが多くあります。
この”ありのまま”と”わがまま”は違うものです。
ではどう違うのでしょうか?
わがままとはあくまでも自分が主役。
自分の希望や願いを叶えたいという欲求です。
大げさに言えば周りの他人を支配して、自分の欲求を通すことになります。
一方、”ありのまま”は「有りのまま」と漢字で書くように、
実際にあった通り、事実のまま、偽りのない姿。
そこに評価や誰が主役かということは関係ないのです。
ありのままでいるとは、事実を捻じ曲げることなく
そのまま受け止めていましょう。
ということになりますよね。
わがままは事実ではなく、欲求だということが
ありのままとの大きな違いです。
ありのままでいるためには自分も相手も尊重することが不可欠です。
尊重できなければすぐにわがままが出てきてしまいます。
ありのままでいることはだから難しいけれど、大事なことなのですね。
そして、ありのままでいるためには”いま、ここ”を大切にしてみてください。
”いま、ここ”で起こっている事実を観察することがありのままで居られるための
ステップになりますよ。
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