人と話すことは別の角度から物事を見ることになる

人と話すということは、すれ違いが起こったり誤解を招いたりと

難しい側面があるなとカウンセリングをしていると実感することが多くあります。

同じ言葉一つでも人によって捉え方や概念が微妙に違うので

その違いを擦り合わせるという作業は簡単ではありません。

でも、人と話すことで何だかスッキリしたり心強くなったりすることも

多くあります。

難しいけれど大切なもの。それが人と話すことです。


自分一人で考えているとなかなか慣れている考え方や価値観から

離れられなくて、物事を一つの視点だけでとらえてしまいがちです。

すると、悩みから抜け出せないような感覚になってしまったりもします。

ところが、人と話すことで思いもしなかったような考えや価値観にふれ

自分が見ていた視点とは違った視点で物事を捉えることのできるチャンス

をもらったりするのです。

違った視点で捉えることで新しい解決策が見えてきたりするものですよね。

だからこそ、人と話すことは重要なのだと思います。


この違った考えや価値観に触れて、視野を広げる。

それが多様性というもの。

考えや価値観が違うからこそ、たくさんの視点で物事を捉えることが

できるのだと思います。

大きな組織にこそ、多様性が必要とされるのはこのためだと言えるのでは

ないでしょうか。


誰かと話す時に、どんな新しい発見があるのか探して見ると

考えや価値観は違っていいのだと思えるかもしれません。