コミュニケーションのすれ違いを防ぐには
会社や家庭などでコミュニケーションがすれ違ったり
なんだかあの人の言っていることはわからないなと
感じたりすることって意外に多くあるものですよね。
そのすれ違いを防ぐために心に留めておくと良いことを
今回はお伝えします。
結論から言うと、
「普段当たり前のように使っている単語一つ一つは
人によって意味することが微妙に違っている」
ということです。
私たちは子供の頃、成長する中でたくさんの言葉を覚えます。
また大人になっても言葉を増やしていきます。
実はその言葉を習得する時に、自分の中の体験や経験した物事を
結びつけていくと言われています。
例えば、
「イライラする」という言葉を知った時に
ある人は上手くいかないもどかしいような気持ちと結びつけたり、
またある人はむしゃくしゃした気持ちを結びつけたりと
人によってその意味するところは違ってくるというわけです。
もちろん辞書などによってある程度の意味の共通理解のようなものは
あるので、大きく意味がずれることは少ないですが、
会議などで同じ一つのことを議論していてもなんだか違和感を
感じたりすることがあるのはそのためです。
特に家族などの親しい間柄になると、お互いの言葉に対する
意味合いを確認するという作業が減ってくる傾向があるので
夫婦や親子なんかはコミュニケーションの場ですれ違いやすい
ということが言えます。
つまり、コミュニケーションですれ違いを防ぐには
同じ言葉でも自分はどのような意味で使っているのかを
なるべく丁寧に伝え合うことが重要です。
そんなのめんどくさいなと思われるかもしれませんが
言葉の背景にある意味を伝えあわずに何時間も話し合いを
する方が時間がもったいない気がしますよね。
普段、コミュニケーションですれ違いを感じることがあれば
ぜひ今回お話ししたことを試してみてくださいね。
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